2017-09-22
こんにちは、ヒロイシです。
実は、これ、昨年のお話。 なんだか、怖くて、恥ずかしくて、書けませんでした。
それはチャイナタウンの真ん中、ローストポークと焼豚を買おうと、心は急いでいました。
ホテル通りでバスを降りて、道路を突っ切りました。
さらに、交差するヌアヌ通りに渡ろうと、赤になろうとしている横断歩道を、小走りで渡ったのです。
そうしたら、目の前に、大きながっちりとした体格の黒い制服が立ちはだかります。(この段階ではポリス、とは分からず。)
なにやら言っています。
身分証明書IDを見せろというのですが、パスポートを持っていません。
「No ID」 と言うと、ついてこい、と建物のドアを開けられました。
えー、チャイナタウンの見知らぬ建物。
「なに、なに~。私何かした?」
その大きな人、再度聞きます。
「IDを見せてください」、「持っていません」
「見せる義務がある(みたいなこと言ってます)}
おもむろに、壁のポスターを指さします。
各国語で、「あなたには、日本語の通訳を呼ぶ権利があります。必要なら指さしてください」
そこで、初めて、警察に連れてこられたことを理解。
かなり、緊張。内部に人はいません。
(私なにかした? 道歩いていただけでしょう)と思い、通訳を呼ぶことの必要性がぐるぐる。
ここで呼ぶと、事が大きくなりすぎます。 身の潔白を警察相手に証明できるか、とさらに、ぐるぐる。
無言 3分間くらい。
ポリスは、おもむろに、手帳を出し、ここに、「IDを持っていないなら、名前と電話番号を書いてください」と言われて、震えながら書きました。
そうしたら、
「横断歩道を渡る必要があること」
「信号が赤の時にわたってはいけません」と説明し始めました。
「今度したら、罰金だ」とも。
先に言ってよ~。 と思いましたが、「はい」
丁重に、ドアを開けてくれました。解放~。
渡った角の建物は、交番だったのです!
うあー、びっくり。ドキドキ。
それから1年間、ポリスを見ると縮こまる私です。
威厳があって、ハワイの子供たちのあこがれの職業であることが、良ーくわかりました。
というわけで、皆さん、面倒でも交通ルールを守り、横断歩道を渡りましょう。
楽しい旅を。